街の電気ドクター

2025年06月12日

2025年6月11日 9:28 事務所の電話が鳴った。

 「電気の事が分かるベテランの方に来て貰いたい。少しでも早く。」

 少し焦ったようなトーンで話されるお客様。

経緯はこうだ。
「ビルの電線がショートしている!」と近隣住民が消防へ通報。
 昨晩、現場に急行した関〇電力さんの話によると「非常に危険な状態でしたので、応急処置だけしておきました。明日にでも電気屋さんに連絡して見てもらってください。」と言われ、帰られたようです。

 内容をお聞きすると緊急案件なのは明白。
 ですが、本日光電気工業の職人は、それぞれ担当している各現場へもう出向いており、先約ある仕事があるため動けない状況。

 
 「お客様が困ってはるんやろ。俺が行くわ!」

 そこで立ち上がったのが、弊社代表の金光だった!

 「午前中は会議と打合せが既に入っているから無理やけど、昼からなら行ける。応急処置が施されるのであれば、昼でも大丈夫かどうか、聞いてみて。」

 すぐさまお客様に確認を取る、事務員B。

「はい、それでお願いしたいそうです。」

「分かった。昼から行ってくる!」

 救急隊員が急患の所まで来てくれる事と同じように、我々も助けるべき方々へ手を差し伸べる【街の電気ドクター】として、その使命を果たしたいと思い、このように実働しています。

 実績と信頼は、一朝一夕では成し遂げられません。

 今日の代表のように時間の制約がある中で、「今最大限出来ることをやる。」この心情を持ち・動く事で、お客様から「何かあったら光電気工業にお願いするわ。」へと繋がっていくように思うのです。

 現に”神戸で創業60年以上”稼働してきている事が、それを証明しているのではないでしょうか。

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 そして、翌日である朝礼で代表から….

 「昨日行って来た現場やけど、電気メーターから露出している配線が雨の影響でショートして火花が散っていたようで、ご近所さんがそれを見て消防へ通報し、警察やら何やら現場に来られたみたいで、大事やったらしいです。」


 との報告を受け、後日改めてメータに関連する部材を調達—工事—完全復旧、となる見込みです。

 感電や火災にならずに良かったです。
 これでオーナーさん(管理者)、ご近所さんも安心できますね。

 皆さんの周りでも電気機器や配線に関して、分かっていながら老朽化を放置していませんか?
 これは脅かしでもなんでもなく、火災や人的被害があってからでは遅い内容ですので、今一度ご自宅、職場など、安全点検をしておいてくださいね!

 それでは、今日も元気に健やかに!!