コミュ力について

2025年05月08日

 電気工事を行う職人、取引先と電話やメールでの対応する事務員。どの業務においても「人との関係は切ってもきれない物」。
 その中で関係性を繋ぐ手段として用いるのが、言葉(会話)であったり、活字(文字)であったり、映像であったり、ボディーランゲージであったり、視線だったり・・・。
 人に何かを伝える際に絶対に必要な物だと思うのです。

 昔と比較して便利なツールが沢山ある世の中になったがゆえに、状況や感情を伝える手段も電子的になりました。【人間関係の希薄】が叫ばれているのも、このような背景が1つの要因としてあるのではないでしょうか。

 だからこそ「コミュニケーション能力」の高さがより注目されており、仕事においても必要なスキルとして認知されています。

 では、この能力について、ちょっと深掘りしていきたいと思います。

一般的に、コミュニケーション能力は以下の4つの要素で構成されています。

いやぁ、どれも難しいですよね。

ある書物では…
「単に相手の言葉を耳に入れるだけではなく、その意図や背景を正確に理解する力です。
相手が何を伝えようとしているのか把握し、重要なポイントを識別できる力であり、円滑なコミュニケーションに欠かせない要素です。」

書くのは簡単だけど、その意図や背景を汲み取る事がどれだけ難しいか・・・。

我が家で例えると、
嫁さんとは夕食時にその日に起こった様々なジャンル(最近なら無差別〇人の容疑者逮捕とか)についてお互いの考えや意見等、よく喋ってはいますが、彼女の裏側に潜んでいる本当の思考/感情まで理解できているはずもなく、「重要なポイントを識別」なんて、何が重要なのかさえ分かってはいません 笑

ただ、「話を聞いて欲しい」という感情・表情は何となく見て取れますが。。。

これでいいのでしょうかねぇ。。。

・・・・

『話す力』とは、相手に分かりやすく適切に、自分の考えを伝える能力です。

細かく見てしまうと、どの作業も難しく感じてしまいます。

・・・・

『非言語表現力』は言葉だけではなく、表情や態度・仕草などによって、相手に情報を伝える能力です。

 愛想笑いが多い人もいるし、笑っているけど目が笑っていない人もいれば、逆に強面だけどたまに出る笑顔がカワイイ人も。
常に表情が豊かな人ならいいのですが、そうじゃない人も一定数いる訳で、そこの見極めが難しいですよね。
一方、こちらとしても場が固くならないよう柔らかさを交えて喋ったつもりでも「今微笑む場面じゃない」と過去一喝された事もありますし。
感情なんて人ぞれぞれだし、常に動きがあるものだから、どこに照準を当てれば良いのか、悩んじゃいます。

・・・・

『共感力』は相手の感情を正しく理解し、自分の言葉や態度で
表現する能力です。

正しく理解する事がまず難しいかも知れません 笑
しかしながら…

「そうなんですね!」「私も同感です。」「同じ事考えていました」

というありきたりなフレーズを使い過ぎると逆に「それ本心?」って怪しまれるからその出し引きにテクニックが必要となります。
単純に話を聞き、頷く行動が一番無難かも。
オウム返しとかも有効って、良く聞きますよね?

4項目について私なりに検証して参りましたが、簡単なようで難しい「コミュニケーション能力」の基礎部分。

 教えの通り実践したとしても誰しもが必ずうまくいくはずもありません。関係する人が多くなるほど、臨機応変に合わす必要があるからこそその能力が高い人が重宝され、欲しい人材となっているのでしょうね。


 ただし、少なくとも基本的なビジネスマナーはしっかり学び、実践しないといけませんよね。お客様に不快感を抱かせないよう言動には注意が必要です。このベースがあって”コミュ力”が成立する事は忘れないように。

 ちなみに、私のような人見知りが激しく、時間を掛けて関係構築していくタイプにとっては、一瞬で相手の懐に入り込むコミュ力ある方を見てしまうと羨ましく思ってしまいます。

 色々書き綴って参りましたが、あなたはどのような方法で人間関係を円滑にされていますか?

 また機会があれば教えてくださいね。