今回は、「業務上の安全と命」について少しお話させてください。
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前職での話になりますが、業務上で徹底的に安全教育をされました。
また職場とは別に社内人事(労使間)で構成された「安全衛生委員」として6年間任務してきた中で、数件事件・事故の報告を受けました。
当時勤務していた半導体工場内での自〇、左遷を言い渡された面接時での暴力刑事事件、正門の受付でアポなしのお客様に対し、警備員が暴言を吐き、”億の商談が破談”となった事件、作業中の指の切断等、色々と話を聞きました。
で、今回テーマに上げたいのは、
—- 業務上の安全と命 —–
にフォーカスし、書き綴りたいと思います。
メディアに取り上げられていないだけで、日常多くの事件・事故が発生しています。
報道されているのは、その内のほんの一部。
先月28日に起こった、遊園地「富士〇ハイランド」における”ジェットコースター点検中での〇亡事故”もまだ記憶に新しいかと思います。

この日は点検のために、ジェットコースターの稼働はしておらず、電源切断した中で点検されていました。
ですが、止まっているはずのコースターが何故か動いてしまい、車両に挟まれて亡くなった、という内容のようです。
じゃあ、何故このような事象が起こってしまったのか?
(結果論として)どうすれば起こらなかったのか?
・・・を私なりに検証したいと思います。
そもそも安全に<絶対>はなく、もしもに備えて<何重も予防線を張る>事も重要になると思うのです。
当然コストは掛かってしまうのですが、その辺りも危険度/業務重要度にもよるんですよね。
命に関わる事なのでコストが掛かっても致し方ない。
それくらいの支出は必要になるのは仕方がないこと。
でも収支を考えると設備投資にそこまで掛けられないのもまた事実でもあり・・。
で、今回の事故要因は、
「別の従業員が動かしてしまった」
との報道がなされています。

これが仮にそうだとしても、それが容易に出来てしまう状況下であった事がまず問題であると私は考えます。
「間違ってボタンを押してしまった」としても、動かない仕組み作りが必要だと思うのです。
前述した<二重防止策>が少なくとも不可欠になるのではないでしょうか。
例えば、簡単に電源を入れられないようにするために
①電源投入できる分電盤に鍵を付け
②その鍵を掛けた点検者が所持する
③電源投入する際は、点検者から鍵を受け取る
といった”3STEPを踏む”ような環境を強制的に作っておきたいものです。
基本的に危険を伴う(であろう)作業は、一人ではしない。
次に【点検・作業中】という看板を目につく所に掲示する。
一人で作業させない。
小さな事ですが、指差呼称を行う。
高所作業であれば、安全帯、ハーネスを着用する。
このような事を徹底しなければなりません。
よく言う「邪魔くさい」とか「作業効率が悪くなる」とかを耳にしますが、事が起こってからでは遅いですし、それと引き換えに大きな代償を払わなければならないため、
そのリスクヘッジをどう取るかをしっかり考えないといけませんよね。
ただ、どんなにイイ環境/設備/システムを導入しても、人為・作為的に安全装置を外したり、故意に安全作業を無視するかのような行為・行動をしてしまっては、まったく意味のない物になってしまいます。
それも踏まえて、
①安全な環境作り
②安全教育の実施と徹底
③②に基づいた日々の安全行動
この3点が合致して初めて「安全を確保できる」のではないでしょうか?
※あくまで個人の見解です
このような悲惨な事故を<ひとごと>とは思わず、教訓とし、我々も最前線で電気を扱う業務であることから、その辺りを再認識し、安全作業に徹したいと思います。
