合格印

2026年03月09日

今回の内容は、とある家庭の話を拾い上げ、お伝えしたい
と思います。

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高校受験合格のご褒美は、かねてより約束していた
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの年間パス。

あのゲートをくぐる瞬間の高揚感。
ハリウッドの街並みを模したストリート。
BGMが流れ出した途端、日常がふわりと裏返る、あの感覚。
私は昔から、あの空気が好きなんです。
東京ディズニーランドとも違う、少し大人寄りで、少し無骨で、
だけど心をつかんで離さない独特の熱量。



実はその方には、USJにまつわる小さな挫折がありました。

それは、USJでアルバイトをすること。
元々エンターテインメントに興味があり、CMでも”世界一”を謳っていたあのパークで。
志望職種は、施設内の雰囲気を味わえる
<パークセキュリティー>
あの非日常空間を、裏方として支える一員になりたかったのです。

意気揚々と挑んだ面接。
ネットで対策を研究し、準備万端のもと、当日を迎える。
面接官とも沢山喋りもでき、感触も良好!


で、ですが….その結果は──不採用。
(採用になる場合は、面接直後に別室へ移動→契約へ)

ガーーーーーーン!

その方は、娘さんが小学生の頃から友達を連れて、毎年の
ように何度も何度もUSJへ行っていました。
そのたびに、全行程を組んでいたとか。


行きの電車は何号車に乗るべきか。
エスカレーターに一番近い扉はどこか。
乗り換え時に最短距離で移動できる車両は。
駅の改札やパークゲートはどちら側がスムーズに進めるか。
往路から既に分刻みの行動…。

毎回、パーク内の行動として、A案からD案まで、四通りの
プランをご用意。
同行する友達それぞれに「最優先で乗りたいものは?」と事前
ヒアリングを怠らない。
混雑予想、食事のタイミングと店選び、シングルライダー
ならびに公式アプリの活用法、トイレの場所と大きさ、娘たち
へも役割を与えるなど、細部に至るまで設定済み。

しかし今回は違っていたようです。
年パスを手にした娘は、友達と二人きりで行くというのです。
中学生二人旅。

「大丈夫?」と聞けば、
「大丈夫やって!」と軽やかな返事。


ああ、心配だ。
ああ、口を出したい。
ああ、子離れせねば・・・。

本音を言えば、効率よく回る術を伝授したい。
今回は、ドンキーコングエリアを初めて回るんやろ?
だから、あーして、こーして、その間にそーして、すっと入る。
そもそもさ、180分も待ってどうするん!
並びに来たんか?そうやないやろ?遊びに来たんやろ?



それは決して支配欲ではありません。
根底にあるのは「より楽しんでもらいたい」という気持ち、のみ。
楽しい時間を最大化するために、その方は全力で最適解を計算
しているのです。


もしかすると、あの面接で落ちたことが、今もどこかで
くすぶっているのかもしれません。
セキュリティーとしてパークを守ることは叶わなかった。
ならばせめて、家族のUSJ体験を完璧に守り抜こう、と。

けれど、その方は、気づきました。
守るとは、囲い込むことではない。
一歩引いて見守ることもまた、立派なセキュリティーなのだと。

娘はもう、自分のルートを描き始めています。
多少遠回りしても、少し並びすぎても、予約券を取り忘れても、
それは彼女たちの物語。
失敗も含めて、きっと忘れられない一日になるでしょう。

USJは、夢と興奮と少しの混沌が同居する場所。
再出発の挫折と、今も続く憧れの象徴。
娘にとっては、友達と羽ばたくための滑走路。

人生のテーマパークは、案外すぐそばにあります。
親はいつまでもガイドをしたくなる。
でも本当の役目は、地図を渡し、あとは自由に歩かせること。

今年の春、私はようやく理解し始めました。
<子離れ>とは、寂しさではなく、”信頼の別名”なのだと。

それでもやっぱり、言わせてください。

コインロッカーを使うので、小銭は常に持っときや。
パワーアップバンドとモバイルバッテリーは必携やで。
昼ごはんは格安に済ませるため、園外のサ〇ゼリアで。
(再入場を出来るのが、年パスの最大の利点!)
もしもの天変地異に備え、集合場所は決めとくんやで。

……と。

他愛のない話にお付き合いくださり、
誠にありがとうございました。

光電気工業は、皆さんの電気アドバイザーでも
ありますので、お困り事がありましたら
是非とも私たちを頼ってくださいね!


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