防犯カメラのすすめ③

2024年12月13日

 今回は「個人のお客様」向けに、少し踏み込んだ内容で説明して参ります。
 前回お伝えしたようにカメラ設置の目的については、本当に個々様々なので、(図も交え)事例を見ながら今後の参考にしていただければ、と思います。

事例①
 車両盗難への不安を抱えていらっしゃるお客様。お話を伺うと所有されている車種は海外でかなり人気があるらしく、売り飛ばされる危険性があるとか。
 やや過激な表現になりますが、カメラの存在を丸出しにして”威嚇する”ような形状の機種をお奨めしました。

事例②
 庭をお持ちの戸建て住居のお客様。道から手を伸ばすと植えている草花に手が届く距離にあったそうです。盗まれる物的損失よりも大切に育てた物を失う精神的苦痛を何度も味わいました。
 その後、カメラを取り付けた事によって【常時監視】できたため、悪戯が激減しました。

事例③
 防犯というより「監視カメラ」としての設置例をご紹介します。言葉を選ばずに表現しますが、認知症をお持ちのご老人がいらっしゃり無言で家から出ていかれた事が度々あり、同居されているご家族が不安を抱えていらっしゃいました。また幼児のお子様も活発に動かれる時期も相まって、リモート操作が可能なカメラを設置する事で不安解消のお手伝いが出来ました。

 今回事例3つを挙げてみましたが、一口に”カメラ”と言っても環境・状況・目的・条件によって、組み合わせは無限にあります。
 カメラの形状、解像度(綺麗さ)、撮影範囲、取付箇所、設置台数、記憶容量、レンズ稼働タイプなど、撮影したい物によって何を優先順位とするのか?今後このシリーズにて、深掘りしていきますので、引き続きご一読くださいますようお願いいたします。

 なお、次回は《法人のお客様編》となります。ご承知おきください。