防犯カメラのすすめ⑧

2025年03月05日

 今回は、実際に弊社が施工した事例を紹介し、今どのような問題が発生し、どんな対策を練り、どう完成し、どんな結果(感想)となったか、を図解とともに見ていきたいと思います。

 お客様のお住まいと状況については、ご年配の方で平素もご自宅を留守する時間も多く、そしてお盆等は帰省される為、暫く家を空ける事も多く、不安になっていらっしゃるとのこと。
 当時は、海外からの指示役(通称:ルフ〇ー)のもと、見知らぬ者同士がバイト感覚で強盗する(俗称:闇バイト)事件が横行していた事もあり、不安解消の手立てとして”防犯カメラの設置”に着手されました。

 

お家全体の撮影をご希望され、人が出入りする扉を中心に複数台カメラを設置し、敷地内を監視/録画する事となりました。

 過去回でもご紹介しましたが、カメラを設置するにあたって考慮点もいくつかございます。

 カメラの台数が多い方が物理的に死角が少なくなる訳ですが、予算の都合もある為、最小限のカメラで最大限のエリアを監視できるよう相談の上、設置場所を決定しました。
 

  設置ならびに配線工事、カメラアングルの確認と録画設定を終えた所で、お客様に「録画されているかの確認」や「録画された映像を見返す再生方法」を説明いたしました。
 ご年配の方でしたので、1つ1つ丁寧に分かり易い言葉を用いて、説明書には重要ポイントを指すページに付箋を付ける等、ゆっくり真心込めてお伝えしました。
 別れ際には、名刺もお渡しし、「何か不明点がありましたらココまでご連絡くださいね!」と電話番号を上からなぞり(太文字風に)、現場を後にしました。

 施工後に一度電話にてご連絡がありました。改めて操作方法をご説明した際に感想をお聞きすると「守られている感があるし、色々と相談に乗ってもらったので、以前より安心度が数倍上がったわ。」との嬉しいお言葉を頂戴しました。

 それ以降、弊社を気に入っていただけたようで、今もそのお客様とも繋がっており、複数件工事を請けております。加えて、弊社とそう遠くない地理状況でもあるため、「広報である私で良ければ、いつでも伺いますよ。」ともお伝えし、仲良くさせていただいております。