夏になると突然のゲリラ豪雨や落雷が増えますよね。
ここ数日、大阪~神戸方面で16~18時頃までの降雨量と時折鳴る雷が凄かったです。

昨年、近畿県内の某中学校グランドに落雷し、部活動をしていた学生2名が大怪我を負うなど、「遠くで鳴っているから大丈夫だろう」なんて事は思わないようになりました。
このように私たちの生活に大きな影響を与えるだけでなく、時として電気設備にも深刻な被害を及ぼすことがあります。電気工事のプロとして、皆さまにぜひ知っておいていただきたいポイントをまとめました。
■ 落雷による被害を防ぐには?
落雷は、電線や機器に直接ダメージを与えるだけでなく、過電流(雷サージ)によって家電や設備を故障させてしまうことがあります。
☑雷サージ対策用コンセントの設置
☑分電盤に避雷器(SPD)を設置して建物全体を保護
☑雷の多い地域ではアンテナや外部機器の配線点検も忘れずに
■ ゲリラ豪雨に伴う漏電・停電対策
屋外設備や配線が雨にさらされると、漏電のリスクが高まります。特に古い配線や屋外照明の劣化は要注意です。
☑屋外コンセントには防水カバーを
☑屋根や外壁周りの配線の劣化チェックを
☑定期的に漏電ブレーカーの動作確認をしましょう
■ 万が一のための備え
雷や豪雨による停電が発生した場合、家庭内の安全確保も重要です。
☑非常用ライトやモバイルバッテリーの準備
☑ブレーカーの場所と操作方法を家族で共有
☑長時間停電時は冷蔵庫や家電のコンセントを一時抜くのが◎

備えあれば憂いなし。夏の天気は予測が難しいからこそ、日頃からのメンテナンスと対策が大切です。
ご不安な点があれば、光電気工業までご相談くださいね!